山行記録 [ back ] |
フリガナ | |
山域・山名 | 鬼無里村 奥裾花自然園・五竜とおみスキー場のかたくり |
日 時 | 1999(平成11)年 4月29日(木) |
天 候 | |
行 程 | 長野IC(7:38)−奥裾花自然園駐車場(9:00) 奥裾花自然園駐車場 (バス) バス終点−園内−奥裾花自然園 西京交差点 (昼食) 五竜スキー場 カタクリ見学 − 五竜スキー場 |
所 在 地 | |
2.5万図 | |
緯 度 | |
経 度 | |
備 考 |
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長野県に鬼が居無い里と書いて鬼無里村(きなさむら)という所がある。ここにミズバショウで有名な奥裾花自然園があり、鬼無里村役場に電話をすると「ミズバショウの鬼無里村です」と電話に出る程だ。
電話で色々な市町村役場に電話をかけると、大きな所程応対が悪い。どうしてなんでしょうかねぇ。 朝4時に出発し、高速を長野ICで降りて、くねくねした道を進んで行くと、やがて道は二手に分かれ、右の方の道を山に向かって進んで行くと、チラチラと白いものが降ってくる。
道路にパイプ椅子を出して寒そうに座っている人がいて、ここでしっかり入園料を徴収されてしまった。1人400円もとられ、なおも道は山に向かって延びている。 広い駐車場はそれ程混んでなく、車を止めて各自カッパを着込んで奥裾花自然園入口まで行くバスに乗り込んだ。
降り続く雪も止む気配を見せず、こんなんで本当にミズバショウが咲いているのだろうかと心配になってしまう。 雪解け水の中に咲くミズバショウはとても綺麗で、流れる水の音に耳をすませば、小川のせせらぎのようだ。頭に雪を乗せたミズジショウが太陽の光で輝いている姿は滅多に見ることが出来ない貴重なものだ。 たっぷり堪能して、周囲の山を見ながら戻ってくると、私と大谷さん以外はフキノトウ採りに精を出し始めた。食べるのには遅いとか何とかいいながら一生懸命に採り歩いている。 どんどん先に歩いてバス発着場まで来るが、一向に他の人達は戻ってこない。ようやく戻って来た時にはバスが出た後で、歩いてもそんなに時間はかからないからと帰りはバスに乗らずに駐車場まで歩いて戻ってくる。
カッパをしまい、今度は林道を白馬村目指して進んでいく。曲がりくねった道をしばらく進んでトンネルを出たその時、真っ白に輝く北アルプスの山々が目の前にものすごい迫力で現れた。おもわず「わー」と歓声があがるくらいすばらしい。残念ながら駐車スペースには既に車が一杯で降りてゆっくり見る余裕がなかったので残念だった。 白馬村までやってきてソバ屋で昼食を食べ、五竜とおみスキー場に車を止めて、カタクリを見に出掛ける。
帰りはオリンピック道路を通って一気に大町まで出て来てしまう。今までよりも大分時間が短縮されて我々にとっては有り難い事である。 どこかで温泉に入りたいと思っていたが適当な所もなく、諏訪SAで諏訪湖を眺めながら風呂に入り、連休初日で驚くほど空いている高速道路を走って帰ってくる。 ミズバショウにカタクリと花を見て歩く鑑賞会もたまにはいいものである。 |
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