山行記録 [ back ] |
フリガナ | アマギサン カワコダイラ |
山域・山名 | 天城山 皮子平 |
日 時 | 2002年4月28日(日) |
天 候 | 晴れ |
行 程 | 筏場林道入口(8:30) − 登山口(10:20) − 皮子平(11:10) 昼食(11:30−12:30) − 上側の林道(12:55) − 登山口(13:20) − 筏場林道入口(14:35) |
所 在 地 | 静岡県 田方郡中伊豆町 |
2.5万図 | 天城山 |
緯 度 | |
経 度 | |
備 考 |
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連休前半の日曜日、朝6時に家を出て仁田で曽我さん、藤生さん、飯田さんと合流して、天城山の皮子平に向かう。
中伊豆から林道に入り山葵田を抜け、しばらく行くと道が二手に分かれてる。我々が行く予定の道には鎖が張られていたが、曽我さんは前回来た時にこの鎖を外して入って行ったとの事で、鎖を外そうと車を降りて行くと何と鍵が掛けられていて外せない。 どうしたものかと地図を出して見みたが、ここから歩き始めるとかなりの時間がかかってしまいそうだ。地図を眺めている間にもう片方の道を進んでいく車があるが、前回曽我さんと藤生さんが来た時にこの奥まで車で行ってどうも違うと引き返したらしい。 何となく上の方で繋がっている気がしないでもないが、ここに車を止めて、8キロの林道を歩く事にした。 木々の間から威勢のいいウグイスの鳴き声がこだましている。道の両側にあるタラノメを探しながら林道を歩いていると、突然飯田さんが何かを発見したようだ。 なんと子ウサギが草叢の中から身動きせずにこちらをジッと見つめている。こちらもじっと見つめ返すと隙をうかがいながら林道に飛び出してぴょこぴょこと走り去ってしまった。
そんな事をやりながら暖かな春の日差しを浴びてのんびりと砕石場の近くまでやって来た。 ここの砕石場は軽石を生産していて無造作に積まれて道の端に置いてある。無条件に車の進入を認めたら根こそぎ持っていかれてしまうので鎖に鍵をかけるのも無理は無い話である。 もう一つ林道の端が高い柵で区切られている。柵の中にはスギ、ヒノキが植えられていてシカやイノシシから守るための措置なのだろうか。 砕石場を抜けると林道が合流している。やはりここまで車でこれるんじゃないかと思いながら登山口まで来ると車が駐車されている。 やっぱりそうだったのだ、ここまで2時間30分もかけて歩いて来た我々は一体何だったのか、ちょうど下って来たご婦人に聞いてみると案の定林道を車で登って来たと言っている。
2週間前にやはり我々と同じく林道を歩いて来たが途中でダンプに拾ってもらったと話していた。 その時はこの辺りの桜が満開でとても綺麗だったらしいが今はその面影はすでに無い。 ようやく林道と分かれて登山道に入っていく。木に覆われた薄暗い樹林の中にアマギシャクナゲの木が何本かあったが花芽は付けているが開花までにはまだ時間がかかりそうだ。 ようやく平坦な場所に出ると一面にヒメシャラが植えられて若葉の緑がとてもすばらしい。 ヒメシャラ自体はまだそれほど大きく無く、木自体は細いのだが、この辺り4.1hにわたって植えられたヒメシャラは実に見事である。
カヤトが茂る広場に腰をおろして昼食を食べて、先に進んでいくと又林道に出た。先程の林道の上に出たのである。 ここから下って先程の登山口を通過して、今後の参考に車が上って来られる林道を下って行く。 途中で曽我さんがフキがあるけどどうすると飯田さんに聞いたところ、採って行くというので林道からちょっとそれてフキ採りを始めたが、このフキどうも様子がおかしくてどれも根から抜けてしまう。 そのうちに藤生さんがこれ違うんじゃないかと言い出した。フキのにおいがしないと言う。やっぱり何だか変なので途中でやめてしまったがあれは一体なんだったのだろう。葉は確かにフキなのだが。 てくてく歩く我々の横を自家用車が通り抜けて行く。まあ歩きに来たのだからと負け惜しみを言いつつようやく車の場所まで戻って来た。 今日はよく歩いたものだ。20キロは確実に超えていると思う。 予定では皮子平から八丁池まで行く予定だったのだが皮子平までしかいかれなかった。そのかわり春の味覚タラノメが採れたのでよしとしよう。 国民宿舎中伊豆山荘「満点の湯」で入浴をして帰宅の途についた。ほろ苦い春の味「タラノメ」とビールが美味かった事は言うまでもない。 |
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