山行記録 [ back ] |
フリガナ | クルマヤマ |
山域・山名 | 車山 1925m (八島湿原−車山) |
日 時 | 2002年7月21日(日) |
天 候 | 晴れ |
行 程 | 沼津IC(5:30)−富士IC(5:40)−甲府南IC(6:53)−諏訪IC(7:55)−大門峠−霧ヶ峰道の駅(8:50:-9:05)−シャトル乗場(9:20-25) −バス−八島湿原駐車場(9:40-45)−物見岩(10:40-53)−蝶々深山(11:13)−車山(11:50-12:00)−昼食(12:20:47)−車山肩(12:56-13:05)−霧ヶ峰道の駅(13:50-14:00)−上諏訪経由−20号線(14:25)−諏訪IC(14:45)−小淵沢IC(15:05)−鹿の湯(15:15-16:00)−小淵沢IC(16:20)−甲府南IC(16:50)−富士IC(18:58)−沼津IC(19:10) |
所 在 地 | 長野県諏訪市、茅野市 |
2.5万図 | 霧ヶ峰 |
緯 度 | 36.0559 |
経 度 | 138.1159 |
備 考 | 携帯電話 NTTDoCoMo 通話可 |
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今回は曽我、大谷夫妻をはじめ、杉本、藤生両名と私の総勢7名で信州車山にニッコウキスゲの群落を見に出掛けた。 諏訪ICから大門峠経由で車山のリフト乗り場へとやって来たが駐車場は既に満車状態である。この先の車山の肩に車を止めてバスで車山のリフト乗り場まで戻り、ぐるっと湿原を回ってハイキングする予定であったが、車山の肩も満車状態で渋滞していてとても駐車出来る状態ではない。
仕方なくもう少し先へ行くと今日は八島湿原までシャトルバスが運行されているという。 霧ヶ峰の道の駅に一旦車を止めて、シャトルバスの発着場を聞くと、この先500mくらい行った所に駐車場がありそこから発着しているとの事である。 さてどうしたものかここで今日の行程を再検討した結果、車はこのまま道の駅に止めて歩いてシャトル乗り場まで行き、バスで八島湿原に向かい、そこから車山を経由して道の駅までグルッと回るコースを歩く事にした。 シャトルバスは湿原まで1人200円である。バスに乗り込んで待っていると一杯になったところで時間とは関係なく出発した。 八島湿原からどのコースを歩いたらいいかその場に居合わせた地元の方に聞いて見ると景色のいい蝶々深山経由のコースを勧められこのコースを行く事にした。
駐車場からガードをくぐると目の前に広々とした湿原が広がっている。この湿原は広さ63.9ヘクタール、代表する植物はレンゲツツジ、ニッコウキスゲ、マツムシソウ、推定1万年を経過した貴重な高層湿原であると看板に書かれている。 両側にニッコウキスゲが咲いている中を木道に沿って歩いて行くと分かっているだけでオオバギボウシ、ホタルブクロ、ウツボグサ、アカバナシモツケ、ハクサンフウロ、ホソバノキリンソウと実に多くの花を見る事が出来る。近くにいた人の話だと湿原の周りだけで630種類くらいの草花が見られるという。
木道が終わるとトイレがあり、その先がキャンプ場になっている。ここから道は登りとなり沢のように水が流れ込んでいるところを過ぎると両側にクマザサが生い茂り、近くでウグイスの鳴き声がきこえてる。 振り返って湿原を見下ろすようになると物見岩だ。石に腰掛けて一服しながら先を見ると蝶々深山から車山のレーダー塔までこれから歩いて行く道が黄色い斜面に1本スーッと延びている。ここからは広々とした草原の尾根歩きである。 蝶々深山の周辺はニッコウキスゲで黄色く埋め尽くされている。吹き抜ける風に一斉に黄色い花を揺らす姿はとても素晴らしい。 大谷夫妻は今月はじめにツアーでここを訪れているがツボミがまだ硬く咲いている花は無かったと語っていたが、今日は既に終わってしまっている花も中にはあるがまだまだ鑑賞には十分である。
さて、ここから車山まで一旦だらだら下ったら一気に山頂まで急な坂道が待っている。正面に大きな蓼科山が見えるはずだが今日は雲の中で姿は見えない。 急な坂道をようやく登り切って、車山山頂までやって来た。下からリフトが運行されていて誰でもここまで手軽に上がってこられるとあって大混雑である。 さっきから空を気持ちよさそうに風にその身を任せて優雅に一機のセスナが飛行している。 山頂は人が多いので写真だけ撮って下る事にした。車山の肩まで行って昼食にするはずだったが途中ベンチがあったのでそこに腰掛けて昼食にした。 ここから車道が見えているが渋滞の列が長く伸びている。1機のヘリコプターがバタバタと大きな音を立てて低空飛行を繰り返し折角の雰囲気をぶち壊している。見ればなんだかカメラで撮影しているようである。
昼食を終え、車山の肩でトイレに寄り、車道を離れてニッコウキスゲの咲き乱れる中を歩いて写真に撮り忘れたノリウツギ、イブキボウフウ、イブキトラノオを写真におさめ、霧の駅に到着。 皆さん美味しそうにソフトクリームなど食べていたが私はグッと我慢である。ウヒヒ。 大門峠方面は渋滞していたのでそのまま上諏訪に下って諏訪から高速にのった。 途中入浴の為に小渕沢で途中下車し、鹿の湯で温泉入浴、生ビールが売っていたので風呂上りにグィッと一杯、二杯、三杯、あっと言う間に飲み干して足りずに缶ビールをもう一本、うーんとにかく最高、言う事なしです。酒飲んじゃえばこっちのもの後はまだ飲んでいない人が運転というわけでここで曽我さんに運転を代わってもらう。
小淵沢IC隣の店屋で曽我さんと大谷さんの奥さんが桃などを買い込みそのまま中央高速にのって帰って来た。 今回はまさにニッコウキスゲが盛りの時期だけに大変な賑わいを見せていた車山周辺であった。 |
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