山行記録 |
フリガナ | チョウクロウヤマ |
山域・山名 | 長九郎山 (996m) |
日 時 | 2004年5月8日(土) |
天 候 | 晴れ |
行 程 | 駐車場所(9:45)−林道へ(10:35−50)−林道へ(10:53)−山頂(11:42−12:37)−林道へ(13:03)−駐車場所(14:15) |
所 在 地 | 静岡県 賀茂郡西伊豆町、賀茂郡松崎町 |
2.5万図 | 仁科(ニシナ) |
緯 度 | 34.4706 |
経 度 | 138.5216 |
備 考 |
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登山ルート立体図 | 登山ルート図 | 立体展望図 |
連休が終わって会社で溜まっていた新聞に目を通していたら今が満開長九郎山のシャクナゲの記事が載っていた。 長九郎山には行ったことが無かったので早速行ってみようと思い立った。 今回は曽我さん、大谷さん、そして私は初めてお会いする斉藤さんの4人で松崎にある長久郎山を目指す。
大沢温泉を抜けて林道をとにかく行けるところまで行ってしまうとゲートがあり、これ以上行けない場所の手前に何台か駐車出来るスペースがある。我々が到着した時には4〜5台程車が止まっていたが、その脇に車を止めた。 ザックを背負い、くびから一眼レフデジカメ10Dと三脚をたすき状にぶらさげて気合い充分で出発したのだったが・・・さて結果は 初夏のような陽気に全身から汗がとめども無く吹き出してくる。新緑が強烈で耳にはホトトギスが目一杯これでもかというくらいの大きな声で愛のさえずりをしている。まさに「目に青葉、山ホトトギス」である。 登山道はワサビの栽培をしている沢筋を上がって行き林道に出て、この林道を横切って再び山道に入る。道は丸太の階段状で登るのにちょっと苦労する。 この階段を登りきると再び林道に出て、この林道を右へ少し歩いて再び登山道へと入って行く。
ここで曽我さんが以前来た時に道を間違えて入っていった場所にコメツツジが一杯咲いていたと言うので2人で入って行ったが、当時植林されて小さかった檜の木が大きくなってコメツツジが日陰となってしまい、残念ながら見ることが出来なかった。 道はアセビ、ヒメシャラの木々の中を続き、山頂直下を急登するとヒメシャラの群落に出会えるはず・・・だったのだが・・・花は何処にも見当たらない。花びらの残骸らしきものも落ちていない。まさにこんなハズでは! この後山頂までずっと花は見つからず山頂でポツンと申し訳なさそうにほんの数株だけしかも木の枝の上の方にあるのみであった。
一眼レフと三脚までぶら下げて一体何をしにやって来たんだ俺は〜あ〜(心の叫び) 気を取り直してこの山頂には展望ヤグラが設置されているが、なんだか登る元気も無くヤグラの下にシートを敷いて、お湯を沸かして大谷さんとラーメンを食べながら、曽我さんと斉藤さんの到着を待つことにした。 山頂では虫がブンブン飛び回り、ヤグラに登らないと展望も無く、目的のシャクナゲにも期待を裏切られて飯食って山頂を後にして元来た道を戻り始めた。 もどりながら、曽我さんと大谷さんはお土産にフキを採りながら下って行く。私は折角カメラと三脚を持参したので沢筋の写真でも撮りながらいこうと登山道を外れ、沢に三脚を立てて数枚写真を撮りながら下って来た。
来るたびに車が止まっている露天風呂があり気になっていたという曽我さんの提案で大沢温泉の大沢荘別館と書かれた露天風呂に入って行く事にした。 大人1人500円、狭い脱衣所で服を脱いで、こぢんまりした風呂に浸かる。洗い場も無くただつかるのみ。 せめてもう少し展望がよければとも思うが周りからまる見えというのも困りものなので仕方がない。今日は暑かったので風呂につかるだけでもさっぱりしてありがたい。 さて、今日はこれから天城の深層水を汲みに行く事になっている。曽我さん宅周辺で当番制でここの水を汲みに来て、米炊きや飲料水として利用しているのだそうだ。
水場に着くと道端に車を止めて、皆忙しく水を汲んでいる。順番を待って水を汲みはじめたが、隣の女性はアトピーが治ったと話している。ただし犬のアトピーらしいが・・ 犬に効くからとアトピーの子にも勧めたらなんと治ったとか、それから便秘、高血圧と色々といいらしい。天城の深層水地下1000mから汲み上げる無菌の水のパワー恐るべし。私もその場で飲んでみたが、雑味の無い水である事は間違いない。 この水をこらしょとトランクに積み込んで帰って来た。 今日は意気込み過ぎて何だか気合い負けした感じ。来週はもう一度気合いを入れて今度は天城山に向かおうと思っている。 |