山の秋はもうお仕舞い。これから初冬を迎える天城山を縦走して来ました。
今回は縦走するために車では行かずJR伊東駅から天城東急リゾートのバスに乗り(500円/大人)終点天城高原ゴルフ場で下車しました。
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出発の起点 JR東日本 伊東駅 |
バスは午前8時00分に3番乗り場から出発します。今日はシーズンオフなのか大型バスに一人一座席でも余裕がある程度の乗車人員でした。
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バス乗り場 縦走するなら午前8:00のバスに乗りたい |
バスを降りて自家用車用の大きな駐車場の中にあるトイレに寄って出発しました。
今日は快晴ですが風が強いです。
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登山道入口 |
登山道に入って行くと一旦下って上り返ししばらく平坦な道を行き、又下りると分岐に出ます。
真っ直ぐ行けば万二郎岳を経て万三郎に至るコース、右に行けば涸沢を経て万三郎に至るコース、車の場合はグルッと周回して歩く事が可能です。
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万二郎と涸沢への分岐 |
時折強風が吹きあれて帽子をとばされそうになりながら万二郎岳までやってきました。数人の人が休憩していましたが、私は写真だけ撮って先に進みました。
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万二郎岳にて |
かなり登山道が荒れていて新しい道が造られていました。結構木製の階段もあります。
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整備された登山道 |
太陽が降り注いでいるんですが強風が吹くととても寒く立ち止まっていると耳から手までしびれてきそうです。
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万三郎へと続く道 |
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アセビ(馬酔木)のトンネル |
かなりハイペースで万三郎岳までやって来ました。こちらも数人が休憩していましたが、私は写真を撮って水分を補給して先へと進みました。
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万三郎岳山頂 |
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万三郎岳から撮った富士山 |
万三郎岳から少し行くと広くなった場所に出ます。注意して居ないと八丁池への分岐を見落として涸沢分岐への道を進んでしまうので要注意です。
万三郎岳から進んで広々した場所に出たら八丁池へは左の方向に進みます。
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写真右が涸沢分岐への道 左が八丁池への道 |
ここから一旦急な坂道を一気に下りきると片瀬峠につきます。このあたりかなり風が強くて寒くて仕方がないので上着を着てオーバー手袋をして先に進みました。
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片瀬峠 |
緩やかに登ってやがて平坦な道となってブナの原生林の中を通過すると小岳につきます。
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ブナの原生林を進む |
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小岳から右へ進みます |
ここから道は右に折れてブナの原生林を進み一旦下ります。
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尚もブナの原生林を進む |
ここからは急な下り。岩の多いところを下り切ると戸塚峠に到着。
ここから皮子平を経由して筏場方面に下る事が出来る。
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戸塚峠 |
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戸塚峠から先の登山道 |
ブナやヒメシャラの中を落ち葉を踏みしめながら平坦な道を進みます。すれ違う人も無く静かな山歩きを満喫しました。
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落ち葉を踏みしめながら |
白田峠までくればもう一息で八丁池です。
休憩する事も無く先を急ぎます。
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白田峠 |
歩き初めて3時間30分かなりのペースで八丁池までやって来ました。
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八丁池 |
東屋には二人のご婦人がおりました。隣のテーブルが空いていたので挨拶して腰を下ろし今日はパンを囓りながら先へ進もうと考えていましたが、風が強くて寒くてしょうがないのでここでお湯を沸かしてカップラーメンを食べてコーンスープを飲んで少しのんびりしました。
しばらく山の話などしたあと展望台に向けて出発しました。
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八丁池にある東屋 |
八丁池から少し登ると下り御幸歩道の下山道があります。現在上り御幸歩道は登山道が崩落していて通行止めなのでこの道を下るしかありません。
今日は天気がいいので一旦展望台まで行って戻って来る事にして展望台へと向かいました。
展望台の入り口には立派なトイレが建っています。
展望台で写真を撮って下り御幸歩道まで戻って下り始めました。
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展望台から見た富士山と八丁池 |
写真機もしまって下り御幸歩道を一気に駆け下りて来ました。まさに天狗の如く>おい!
あっと言う間に降りて来てしまいました。
舗装された林道に出れば後はもうすぐです。この先ゲートがあって閉まっているので真ん中を歩いていても大丈夫。
ゲートをくぐると旧道へと出ます。左に行けば旧天城トンネル、右に進めば国道に出ます。
私は右に進んで国道に出て水生池下バス停に14時15分に着きました。
バスの時間は14時30分ちょうどいい時間となりました。
ここから東海バスで修善寺駅まで約1時間(1,060円/大人)無事山歩きを終了しました。
初冬の天城山、一人落ち葉を踏みしめてひっそりとした雰囲気がとても愉しかったです。
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ルート地図です。クリックすると拡大します |
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立体ルート地図です。クリックすると拡大します |
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地図断面図です。クリックすると拡大します |
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