ゴールデンウィークに山に行くのは実に久しぶりで、例年唯一の家族サービスでオートキャンプが恒例だったのですが、年々子供達も大きくなり昨年を最後に5月のオートキャンプは終了となったので今年からラッキーな事に思う存分山に行く事が出来ます。>わーい\(^^)/
と言うことでアカヤシオツツジを目当てに秩父の両神山に行ってきました。
前日の夕方自宅を出発して秩父へ向かいましたが、途中で道を間違えまして随分遠回りして日向
大谷の駐車場にたどり着きました。
日付が変わった0時過ぎ、第一駐車場に着くと結構車が止まっています。この先有料駐車場の看板が目に止まりましたがその手前に一台止めるスペースがあり、ラッキーとそこに車を止めて素早く車中にて仮眠体制に入りました。
翌日は5時30分に駐車場を出発しました。
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日向大谷第一駐車場 |
第一駐車場の直ぐ上に両神山荘が建っています。ここにもかなり車が止められますが1日500円かかります。
山荘の手前に立派なトイレも建っています。
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両神山荘下のトイレ |
両神山荘脇を通り抜けて昨日の雨で濡れた木道を滑らないように渡って鳥居をくぐり登山道へと入って行きます。
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日向大谷登山口にある両神山荘 |
山腹を巻くようにわずかな登り下りをを繰り返して行くと七滝沢コースとの分岐があります。
地図を見ると危険のマークがついているので今日は往復共同じコースを歩く事にしました。
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七滝沢コースへの分岐。地図には危険のマークが |
一旦下ると沢にでます。木のベンチがあって休憩するにはよさそうな場所でした。
この沢を渡って暫く沢沿いに進み沢から離れるに従ってどんどん傾斜が急になって来ます。
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長井屋沢を渡って本格的な登りとなる |
沢から離れて樹林帯を進むと日が出て来ました。雨に濡れた新緑の木々に朝日があたり光輝いて早朝の空気と野鳥のさえずりがとても素敵です。暫く立ち止まって写真を撮りました。
その先では登山道脇にニリンソウが咲き乱れています。大群落となって白くて小さい可憐な花を
林の中一面に咲かせていました。
こんな小さな花ですが観る者を魅了する何かがあるので自然とは不思議なものだと山に来るたびに思います。
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朝日に新緑の木々が輝き始める |
ニリンソウの群落 |
登山道はなおも急になり、水場があったのでちょっと休憩。冷たくておいしい水でした。
この水場のすぐ先が清滝小屋です。
屋根付きの休憩舎があり、水場もあります。この小屋を回り込むように山頂への登山道が延びています。
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清滝小屋 屋根付きの休憩所と水場もある |
小屋からさらに30分ほど歩くと両神神社本社が建っています。ここにもベンチがあり少し休憩をとりました。
登山口から随所に石碑が建っていて信仰の山なんですね。
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両神神社本社 |
ここから急な登山道に鎖場とロープの箇所がところどころにあり、慎重に通過して一頑張りで両神山頂に到着です。
お目当てのアカヤシオツツジはご覧のように全くと言っていいほどツボミもありません。
ほんのわずかに3本ほどツボミの状態の木があるのみで、急な登山道を登ってやって来たのに実にがっかりです。
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両神山頂にて |
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ツボミのアカヤシオツツジ |
山頂は狭くてあまりのんびりも出来ませんので記念写真を撮って両神神社本社まで戻って休憩しました。
後は元来た道を引き返すだけ。
ひたすら下りましたが、こんなに急だったのかなと思うくらい急な坂が続いています。
連休と言う事もあって下からぞくぞくと登山者が登って来ます。
途中何回もすれ違うのに立ち止なりながら下山してくると枝先でベビがとぐろを巻いて日向ぼっこをしていました。
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うんこじゃ無くてヤマカガシが日向ぼっこ |
駐車場まで戻って来るとフロントガラスに何やら紙が置かれています。
駐車料金500円と書いてあります。
おかしいな?この先有料の看板があったからここならいいなと駐車したのに・・・・・
昨日は暗くてよく見えませんでしたが、すぐ下に白線が引かれてその場所にもこの先有料の看板がしっかりありました。
そりゃ無いよね。だったらもっと上に止めたのに・・・・・まあ今更言ってもしょうがないので両神山荘に500円払ってその場を後にしました。
初夏のような天気に恵まれましたが満開のアカヤシオツツジが観られなかったのがちょっと残念です。
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登山断面図(クリックすると拡大します) |
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立体ルート図(クリックすると拡大します) |
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