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山域・山名 | 上州 武尊山 |
日 時 | 2008年7月12日 土曜日 |
天 候 | 曇りのち晴れ |
行 程 | 武尊牧場駐車場(5:57) − リフト終点(6:57) − 避難小屋(8:24) − 山頂(10:30-11:11) − 避難小屋(13:23) − リフト(14:25) − 駐車場(15:00) |
備 考 | 大駐車場あり トイレあり |
仕事を終えて上州武尊山に向かいました。圏央道が八王子から鶴ヶ島まで全線開通してとても便利になりました。いままで敬遠しがちだった関越方面の山にもとても行きやすくなって有難いです。 登山口の武尊牧場に到着したのが日付が変わる少し前、既に1台の車が止まっていました。 トイレを確認して仮眠の準備に入りました。テントを持参して来ましたが雨がポツポツと降っていたので車中にて仮眠する事にしました。
翌日は5時過ぎに起床、空を見上げるとこれから登る武尊山方面は雲に覆われていて全く見えません。まあ梅雨時期ですし雨が降らなきゃよしとして出発しました。
午前8時30分になれば夏用リフトが運転を開始するので一気に山の上まで行けますがまだ時間が早いので歩いて行くしかありません。 駐車場からさらに牧場内に続く舗装路を、車止めの柵を越えて歩いて行きます。リフトの下を曲がりながら付けられた車道を暫く歩くと今度は牧場の脇を歩くように登山道が付けられています。 登山道の両脇にはいままさに食べ頃のワラビが沢山生えています。日帰りなら摘んで帰るところですが今日は泊まりなので諦めました。 牧場の中には牛が放牧されています。
リフト終点まで来るとキャンプ場になっています。広々した中にシラカバが点在しとても雰囲気の良い場所です。
キャンプ場内の舗装路をなおも歩いて行くと木道の道と分岐しています。
舗装路を進むと東俣林道へと続いています。東俣林道からならここまで15分くらいで歩いて来られるようですが、残念ながら土砂崩れで林道が通行止めのため、今回は武尊牧場牧場から歩く事にしました。
舗装路から木道の道へと入って行きます。入口には登山届けのポストが設置されています。 その脇には「熊出没注意」の看板がありました。しっかりと鈴を鳴らしながら歩いて行きます。 シラカバからブナにかわり、その後針葉樹林となってしばらくは樹林帯の中の道を歩いて行きます。 しばらくそれほど高低差の無い道を歩いて行くと武尊避難小屋に到着しました。
その後も特に急な登りはありません。登山道の両脇にはクマザサは刈り取られたばかりなのか青々した葉が登山道を覆うように落ちています。 この後ぬかるんだ足場の悪い登山道となって来ました。刈り取られたクマザサが足に絡んで歩きぬくくぬかるんでぐちゃぐちゃな登山道は登って行くごとにひどくなって来ます。 相変わらず両側にはクマザサが茂り、刈り取られたクマザサが絡み付いて来ます。 時にはズボッと深くはまってしまう場所もあり、右へ左へと脇を回り込むのでとても歩きにくいです。クマザサを刈ってくれてあったのでよかったですが、刈り取り前ではササのヤブコキまで加わってたまったものじゃ無かったですね。
この後少し登りがきつくなって来ると鎖場が三カ所ほどありました。水が滴っていて滑り易いので注意して鎖に掴まりながら乗り越えましたが、手がとろだらけになってしまいました。
又登山道が平坦となって中の岳の分岐を越えると菩薩界の水とかかれた水場があります。冷たくおいしい水ですよ。
もう山頂はすぐそこだろうと思っていたら大間違い。だらだらと横切るように登山道は続いています。最後の登りにかかると銅像が建っており、その先で前武尊山への分岐を越えるとようやく山頂に到着です。
山頂からは360度の大展望だと書かれていますが、残念ながら真っ白で何も見えません。 記念写真だけ撮って座って昼ご飯にしました。下界は猛暑だったようですが、じっとしていると寒くなって来ます。 天気もあまり良く無いので休憩もそこそこに元来た道を引き返しました。 引き返し始めるとポツポツと雨まで降って来ました。
相変わらずぬかるんで歩き難い道を引き返しキャンプ場まで戻ってくると天気は一気に回復していて夏雲が沸き立っています。 振り返って武尊山頂をみると相変わらず厚い雲に覆われたままです。風も吹いていたのですが、今日はこのまま雲はとれそうもありません。 スキー場まで戻って来ると今朝は動いていないリフトが動いていました。 今日はあまり急な登りがなかったかわりにとんでもなく距離が長く往復で約18キロ、平地でも歩くのに結構かかる距離を山道で歩いたので疲れる訳です。 ここからのんびりとリフトに揺られて下る事にしました。牧場の向こうには皇海山がはっきりと見えています。 明日は天気がよさそうです。
駐車場まで戻って来ると出発時には3台だけだった車が結構増えていました。 さあ、これから本日の宿泊地へと向かいます。温泉入ってビールをグビッとやるぞ! 二日目「日光白根山へ続く」
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