箱根外輪山(仙石〜金時山〜明神ヶ岳)
山行記録    Toppage

山域・山名  箱根外輪山 (仙石バス停〜金時山往復〜明神ヶ岳) 標高差約550m
日   時  2009年12月20日(日)
天   候  晴れ
行   程  仙石バス停(8:30) − 登山口(8:42) − 矢倉沢峠(9:04-10) − 金時山(9:50-10:13) − 矢倉沢峠(11:00) − 昼食 − 最上寺分岐(13:36) − 明神ヶ岳(13:45) − 宮城野分岐(14:23) − 宮城野橋バス停(15:22)

今年最後の山は箱根の外輪山。
電車で小田原まで行って、バスで仙石バス停で下車。
別荘や保養所の密集する中を抜けて登山道へと入って行きます。
歩き始めるとすぐに雪が積もったように霜柱がびっしりと立っています。ここ数日は風も強くかなり冷え込んで寒さが身に堪えます。
そんな訳で今日はかなり着込んで来ました(^^;が風もそれ程強く無く、寒さも幾分か弱まって日差しの中にいるとかなりぽかぽかと快適です。

登山道入口 霜柱がビッシリ


矢倉沢峠まで来るとあまりの天気の良さに今日は金時山には登る予定が無かったんですが急遽往復する事にして、金時山に向かいました。

矢倉沢峠から金時山頂方面 金時神社からの登山道と合流


金時山頂に着くと時間的に早かったのか、いつもは座る場所も無い程の混雑ですが、今日はとても空いています。
冬の青空と目の前に真っ白な富士山が大きく雄大に見えています。
先日片山右京さんのパーティーが遭難して2人の死者を出したのが嘘のように穏やかな富士山が目の前にあります。


金時山頂から観た富士山 矢倉沢峠の先から明神ヶ岳に向かう登山道


ベンチでお茶とお菓子を食べて元来た道を引き返します。
眼下には仙石原湿原、その先に芦ノ湖、目を上に移せば噴煙を上げる大涌谷。今日は本当に天気が良くて景色が最高です。

明神ヶ岳への分岐 金時山


矢倉沢峠まで戻って両側が笹に覆われた登山道を明神ヶ岳に向かいます。
しばらくはアップダウンのあまり無い道をただ黙々と歩きます。
たまに振り返ると先ほど登った金時山とその山並みの向こうに富士山の山頂部分だけが真っ白に見えています。
左を見れば丹沢山塊、遠く白い山は南アルプスか?

両側に笹が生い茂るトンネルの道


ちょうど昼の時間となったので、日当たりのいい場所で昼食にしました。
風も無くまどろんでいると昼寝をしたくなってきます。持ってきたパンを焼いて赤ワインと一緒にいただきました。
まだまだ先は長いのであまりのんびりもしていられません。後片付けを済ませて再び歩き始めます。

ここで南足柄の道了尊からの登山道と合流 明神ヶ岳山頂から観た金時山と富士山


南足柄の道了尊からの道と合流するともうすぐ先が明神ヶ岳です。これで元箱根〜湯本まで箱根外輪山をぐるっと繋いで歩いた事になりました。
明神ヶ岳山頂はとても風が強くてあまりゆっくりしていられません。金時山と富士山を眺めて先へ進みます。
山頂を過ぎると相模平野が見えて来ました。相模湾の湾曲した海辺と房総半島が良く見えます。高い建物は横浜のランドマークタワーでしょうか?
今日は本当なら明星ヶ岳まで行く予定でしたが、金時山を往復したので時間が無くなってしまいましたので、手前の宮城野への道を下山します。

相模平野と相模湾 その先には房総半島 宮城野への分岐


宮城野のバス停近くの勘太郎の湯に入り、ビールを飲んでバスで小田原に向かいます。

宮城野橋バス停 本日の入浴場所 「勘太郎の湯」

夕日が明星ヶ岳の大文字に

小田原駅周辺で忘年会を兼ねて一杯飲んで今年の山を締め括りました。




平面登山ルート図<クリックすると拡大します>


立体登山ルート図<クリックすると拡大します>



標高差登山ルート図<クリックすると拡大します>

Toppage