昨日は出発が早かったのと寝る前に風呂に入って布団に潜って3秒で爆睡してしまいましたが、今日はたっぷり寝たのに寝覚めがよくありません。
朝食が6時からだったので7時過ぎには夏沢鉱泉を出発して再び夏沢峠まで昨日歩いた道を辿ります。
なんか損しているようですが、歩きに来たのですからこのこくらの往復は雪道歩きを倍楽しめると思えばノープロブレムざんす(苦笑)
昨日と同様オーレン小屋でコーヒー飲みながら休憩していたら、小屋のご主人が今日は御柱祭やってるから帰りに観て行けばいいよと言ってくれました。
そうそうポスターも貼ってありましたね。7年に一度の大祭ですから観られるなら観たいですけど、時間が間に合いそうにないですね。
それにかなりの人出でしょうし。
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オーレン小屋 |
早朝で気温が低く足下の雪はキュッキュツと小気味いい踏み音がしています。
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オーレン小屋から夏沢峠へ 早朝の為か雪を踏みしめる音が小気味いい |
昨日と同じ道を辿ること1時間40分、夏沢峠に到着です。
天気は昨日よりも確実にいいようです。
これから登る登山道を見上げると小さく歩いている人が見えていました。
結構急な登山道ですから、気を引き締めて登らなくては。
昨日師匠がアイゼンのネジを紛失したと書きましたが、去年のお正月もここから硫黄岳に向けて雪たっぷりな急斜面を3分の2程登ったらアイゼンが数回はずれて調子が悪く烈風吹きすさぶ中、引き返してきたんでした。何だかアイゼンとの相性が悪いみたいです。
今日は今のところ針金で応急処置してきましたが外れる事もなく順調のようです。
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夏沢峠 今日はここから硫黄岳を目指す |
登山道をしばらく登ってふと振り返ると真っ白な山並みが見えています。
北アルプスの山並みです。穂高から槍ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、白馬岳まで青空の下にとても綺麗に見渡せます。
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硫黄岳への登りから振り返ると北アルプスの山並み |
その横には乗鞍岳、その横には御嶽山、ちょっと高度が上がると中央アルプスが見えて来ました。
まさに大展望です。これだから山登りはやめられません。
途中立ち止まっては夢中でカメラのシャッターを切りました。
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昨日登った天狗岳と北アルプスの山並み |
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ケルンと北アルプス 槍・穂高の山並み |
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天狗岳と蓼科山 |
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天狗岳と蓼科山 奥に北アルプスの山並み |
何度も登っている硫黄岳ですが、季節が違えば又雰囲気も全然変わって来ます。何回来ても飽きないですね。
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硫黄岳山頂にて |
硫黄岳山頂からの景色の今日は最高です。阿弥陀岳の向こうに南アルプスの山並みが見え、主峰赤岳、横岳、大同心と真っ白な雪でとても迫力があります。
普段は風が強い硫黄岳ですが、今日はそれほど強く無く、展望を楽しみながらのんびりとコーヒータイムを楽しみました。
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阿弥陀岳と南アルプス |
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横岳大同心 |
主峰 赤岳 |
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南八ヶ岳と南アルプス |
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今日は北アルプスが乗鞍岳から白馬岳まで見えてます |
下山は赤岩の頭から直接オーレン小屋に下ります。
斜面にはまだタップリと雪があり、まさにシリセードにぴったりです。が・・・今日はシリセード用具持参しなかったんです。残念。
下り下りはあっという間にオーレン小屋に到着。
そのまま夏沢鉱泉まで下り、お風呂入って行きますか?と言っていただきましたが、入らずに預けてあった荷物をザックに入れて下山しました。
桜平に戻って来ると春を通り越して初夏のような陽気です。
取りあえず荷物を積んでいつものお風呂に向かいます。
このあたりに来たらいつも寄る縄文の湯です。1人400円ですから私のようなカラスの行水にはとてもありがたいです。
残念ながらアルコールが置いてないのがちょっと残念ではありますが・・・・
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下山後にいつも入る縄文の湯 |
風呂から出てちょっと遅めのお昼に冷えたビールをグィッ〜とやる予定でしたが、なんとお風呂に近くに手作りアイスのお店がありました。前からあったのに気がつきませんでした。
いつも山の帰りは酒のんじゃうので運転をお願いしていますが、運転手が目を輝かせて食べると張り切ってますので一緒にアイスを食べました。
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縄文の湯近くの手作りアイスクリーム店 |
お勧めをハーフ&ハーフで戴きましたが、とても美味しかったです。
でも後で、やっぱり食べなきゃ良かったと思った私です。何たってこの後直ぐビールにありつけましたから〜あれ〜
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お勧めをハーフ&ハーフで戴きました |
最後は思いがけずここでも満開の桜に出会えてとてもラッキーでした。
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今年何度目の満開の桜だろう |
今年のゴールデンウィークはずっと天気に恵まれてとても気持ちのよい山行となりました。
今回歩いたルートマップと標高差断面図です。
それぞれ画像をクリックすると大きな画面でご覧頂けます。
(すべてカシミールにて作成しました)
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登山ルート図 |
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登山ルート立体図 |
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登山ルート標高差断面図 |
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