富士山頂もすっかり白くなり、山腹もそろそろ紅葉が見頃だろうと、紅葉見物をかねて宝永山まで行って来ました。
朝も早くから富士宮口新五合目にはぞくぞくと車がやってきます。
今日は絶好の行楽日和となったようです。朝から秋の青空が広がっていて、風も無くとても暖かい一日となりました。
六合目の山小屋は営業中で、その脇から山頂に向かう登山道がありますが、頑丈にバリケードが張られ通行止めとなっていました。
山に慣れた登山者ならばそれなりの装備をすれば今に時期ならそれほど危なくも無いと思われますが、夏の登山シーズンのつもりで登ると即遭難につながりますから関係者も勘違いなんちゃって登山者に気を遣っての措置なんでしょう。
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宝永山をバックに |
さて、山頂への登山道を左に見ながら宝永火口へと進みます。
噴火口の中へと一旦下ってから火口を一気に登って行きます。
登山道は火山礫のこまかい砂礫で、登るごとにズルッっと滑るので案外体力が必要です。
天気もいいし結構歩いている人が多いです。
宝永河口を登りきると御殿場口からの登山道と合流します。眼下に山中湖が見えていました。
道志の山並も箱根、伊豆の山並も見えています。
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もう山頂には雪が・・・ |
山中湖 |
宝永山には大きな羅針盤があって真ん中に宝永山山頂の標識が建っていました。
ここから見渡す富士山は山頂が白くて宝永河口の巨大な穴がとても迫力満点です。
時間が少し早かったので暖かいコーヒーを飲んで山頂をあとにしました。
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宝永山頂にて |
宝永火口と富士山頂 |
火口の中を下って行きと結構大勢の人が登って来ます。
火口の中にはベンチが設置されていて、ここで昼食にしました。
今日は焼きそばとロールパンを持って来たのでパンを軽く焼いて、焼きぞばを炒め直して焼きそばパンにして食べました。
暖かいとは行っても秋の富士山、標高は2,500mを超えていますからそれなりの気温です。
この時期になると食べ物の飲み物も温かいものが欲しくなります。
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火口と右上が宝永山頂 |
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火口から一旦登り返して六合目には向かわずに下に少し下ると樹林帯に続く登山道があります。この登山道を通っても五合目に帰れますからカラマツの黄葉見ながら帰る事にしました。
予想した通り周りは見事に真っ黄色。まさに紅葉が最盛期を迎えていました。
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樹林帯の中も紅葉が綺麗 |
五合目まで戻ってくると駐車待ちの列が出来ていました。
最高と天気と最高の紅葉ですから無理もありません。
時間も早かったので帰りは裾野のヘルシーパークで温泉に入って3時間まったりしてから帰宅しました。
のんびり紅葉ハイクにはとてもぴったりだと思います。
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登山ルート図<クリックで拡大します> |
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登山ルート立体図<クリックで拡大します> |
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登山ルート高低差<クリックで拡大します> |
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