7月の連休を使って北海道大雪山旭岳に行って来ました。
当初は9月の紅葉時期に計画していましたが、寒くなると荷物も多くなるので高山植物咲き乱れる7月に変更しました。
予定変更が遅かったので旭川直行便の予約が取れず、新千歳空港からレンタカーで往復する事にしました。
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旭川の名店居酒屋 |
銭湯 |
出発前の天気予報では北海道で10日連続の真夏日を記録していましたが登山日の天気予報は生憎の雨マーク。
昼前に新千歳空港に到着するとなるほどとても暑く、レンタカーの外気温は32度で170キロ先の旭川を目指します。
旭川でチェックインを済ませ、旭川駅前の散策に出かけました。
駅前の繁華街は約1,500件の飲食店が軒を連ね歩いていると汗が噴き出して来ます。
テレビ番組「太田和彦ふらりいい酒いい肴」や「孤独のグルメ」でも取り上げられた「独酌三四郎」に電話をすると17時なら予約が取れるとの事で向かいました。
名店だけあってどの料理も大変おいしゅうございます。
明日は山に登るのであまり深酒はせずに19時に終宴となり、宿の近くの銭湯で汗を流します。銭湯に入るの久振りでよかったです。
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旭岳ロープウェイ 山麓駅 |
翌日は黒岳から旭岳まで縦走の予定でしたが、雷雨の予報が出てましたので大変残念ではありますが、旭岳を往復するコースに変更しました。
朝5時過ぎに旭岳ロープウェイの山麓駅に到着しました。
既に2人ほど待っていた列に並んで建物が開くのを待ち、予定通り6時のロープウェイに乗って山頂駅に到着です。
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旭岳ロープウェイ 山頂駅 |
残念ながら辺り一面ガスに覆われて展望はよくありません。雨が降っていないのが唯一の救いです。
山頂駅から登山道を歩き始めるとすぐに満開のチングルマの群落がありました。これを見られただけでも来た価値があるというものです。
活火山ですからシュッーと大きな音をたてて噴煙が上がる光景を見ながら火山系砂礫で滑って歩きにくい登山道を登って行きます。
天候はだんだんと回復してきて山頂方面のガスがはれて見えて来ました。
気を良くしてぐんぐん高度を上げて行きます。
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お花畑 チングルマの群落 |
さすがに活火山 勢いよく吹き出す噴煙 |
旭岳山頂に到着後、もう少し先まで行ってみようと山頂から下りだすとすぐにお花畑となっていてとてもきれいです。
滑って転んでしまいそうな坂を下って行くと雪渓の先に裏旭のテント場が見えて来ました。 雪渓を下るにはアイゼンが必要ですし、残念ながらここで引き返す事にしました。
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旭岳山頂にて 霧で何も見えない |
裏旭キャンプ地前の残雪 残念ながらここまで |
山頂まで登り返す途中で登山者とすれ違いました。当初私が予定していた黒岳までのコースに向かうといいます。
何だか後ろ髪をひかれながら山頂まで戻って来ると天気が良くなって遠くの山も見えて来ました。
返す返すも残念な気持ちを落ち着け山頂でのんびりコーヒーを飲んで名残惜しいですが下山する事にしました。
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天候が回復して黒岳への縦走路が見えてきた |
爆裂火口 |
山頂駅まであと3分の1くいらいの場所でポツポツと雨が降り出しました。
まだ大丈夫だろうと思っているとあっと言う間に大粒の雨が降りはじめ、雷鳴がなり響き土砂降りとなり登山道はあっという間に川になってしまいました。
頭上に鳴り響く雷鳴に震えながらロープウェイ乗り場まで戻って来ましたが、今度は雷でロープウェイが運休しています。
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まだまだ残雪が豊富 |
高山植物 |
天気予報では午後から雨と雷の予報でしたのでやはり天気が回復傾向だと勝手に判断してはいけませんね。
黒岳から旭岳までの縦走はあきらめて正解でした。
この後雷がやんだあとも雨はさらに強さを増して降っていました。
ロープウェイ運行待30分ようやく山麓まで戻って来ました。
雨にも濡れてますし、山麓駅でお昼を食べて、湧駒荘に温泉入浴に向かいました。
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北鎮岳から黒岳方面のパノラマ<クリックすると拡大します> |
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二日目の夜はパリ街のお寿司屋へ |
旭川最後の夜は昨日タクシー運転手に聞いておいた千葉寿司で美味しい刺身を頂きました。
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最終日の昼食はサッポロビール園ジンギスカン食べ放題飲み放題 サッポロファイブスターうまかった |
最終日は新千歳空港まで戻り、電車で札幌に向かい、サッポロビール園でビール園限定ビールとジンギスカンを思う存分食し、雷の影響で帰りの飛行機が遅れるパプニングに見舞われましたが、初めての北海道を楽しんで帰路に着きました。
黒岳までの縦走路に是非再チャレンジしたいと思います。
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