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山域・山名 | 火打山 |
日 時 | 2007年10月13日(土) |
天 候 | 雨のち晴れ |
行 程 | 笹ヶ峰(6:40) − 黒沢(7:35) − 富士見平(9:00) − 高谷池ヒュッテ(10:05) − 火打山(11:40-12:20) − 高谷池ヒュッテ(13:35-50) − 富士見平(14:38) − 黒沢(15:58) − 笹ヶ峰(16:55) |
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先週は中房から燕岳、大天井岳、槍ヶ岳、上高地と素晴らしい紅葉の表銀座縦走路を歩いて来ましたが、今週は新潟県の火打山と妙高山に紅葉を見ながら山登りに出掛けました。 怪我した膝があまりかんばしく無く少し不安でしたが、この時期を逃すと紅葉が台無しなのでダメなら引き返すつもりで行って来ました。 仕事を終えて一路新潟へ向かいます。妙高市は長野県と新潟県の県境に位置しているので中央道から長野道を経由して登山口に向かいます。豊科までは何と三週続けて来ちゃいました。 妙高ICで降りて登山口に向かいましたが、やはりと言うか思った通りと言うかコンビニがありません。 なんかそんな予感がしたので、あらかじめ明日の朝食、昼食が買って来ましたが寝酒が買えませんでした。まあ仕方が無いのでそのまま笹ヶ峰へ向かいます。 笹ヶ峰に着いたのは日付が変わって午前1時30分、二カ所ある駐車場の内、上の駐車場は満車で下の大きな駐車場へと車を止めました。 こちらの駐車場はかなり大きくてちらほらと車が止まっています。トイレもあったので一安心です。 予定だと4時出発なので寝る時間もありません。すぐに毛布にくるまって仮眠に入りましたがあっと言う間に4時になり窓の外をみると何と雨が降っています。これじゃ仕方無いので明るくなるまでもう一眠りする事にしました。しかしなんだかとても寒くてうつらうつらしていると外が騒がしくなってきました。 隣にマイクロバスが到着し、皆カッパに着替えて出発準備に取りかかっています。 雨は小降りになってはいるもののカッパを着て出発するしかなさそうです。車中でおにぎりを食べてトイレを済ませ、上だけカッパを着てスパッツを付けて天気は徐々に回復するとのラジオの天気予報を信じて笹ヶ峰を6時40分、予定より大幅に遅れて出発しました。
登山道入口には立派な門構えの建物があってそこをくぐって行くと木道の道が続いてます。樹林の中のなだらかな傾斜の木道を歩いて行くと両側に赤や黄色に紅葉した葉がとても綺麗でなんだか期待が持てそうです。
写真を撮りながらゆっくり歩いて行くと黒沢に到着です。沢が流れていてその周りが紅葉していて大変綺麗な場所で休憩するには好都合の場所です。
黒沢の橋を越えると急登の登山道となって十二曲へと続いています。十二曲の標識が建っている場所に真っ赤に紅葉したナナカマドがあり写真を撮ってしばらく休憩をとりました。
この先も急な登山道が続き天気は急速に回復して来てはいるものの展望は残念ながら得られません。その変わり周りの紅葉は登るに従って素晴らしさを増して行きます。 富士見平が近づくに従って登山道も緩やかになって来ます。富士見平からは黒沢池ヒュッテを経て妙高山への道が分岐しています。 折角ここまで登って来たので本当は高谷池ヒュッテか黒沢池ヒュッテに泊まって火打山と妙高山両方の山に登りたかったのですが高谷池ヒュッテは満室との事で仕方なく火打山に登って一旦下り、又妙高山に麓から登る事にしました。
ここから高谷池ヒュッテまではなだらかな道が続いています。高谷池ヒュッテが見える場所まで来たら火打山にかかっていた雲が動き始め山頂が見えて来ました。しばらくその場所で雲のどくのを待って写真を撮ってから高谷池ヒュッテに向かいましたが、立ち止まっているととても寒いです。
高谷池ヒュッテは三角形の屋根が特徴的で外のベンチで大勢の登山者が休憩をしていました。
私は写真を撮りながらなのでここでは休まずに先に進みました。この先が天狗ノ庭でここも紅葉がとても素晴らしかったです。
その先が湿原となっていて地糖に写し出された火打山の姿がそれは見事でした。正面に火打山その裾野に広がっている湿原、その周りを紅葉した木々が取り囲みとても雰囲気のいい場所です。
写真を撮っていた女性が今朝は雪が降って山頂は真っ白でしたよと話していたが、なるほど木道に白く雪が残っている場所がありました。
湿原をぐるっと回り込んで尾根を一頑張りで山頂です。 山頂に近づくと登山道がぬかるんでいてぐちゃぐちゃな状態が続きます。滑らないように注意して右へ左へと移動しながら歩いて行きますがとても歩きにくいです。 最後の急登を上り切れば山頂です。北アルプスの山並みがズラッと見えています。先週登った槍ヶ岳もしっかりと見ることが出来ました。
正面には明日登る妙高山、眼下には湿原が広がっていて最高にいい眺めです。 ここで腰を下ろして昼食にしました。周りの景色を眺めながら飲むコーヒーはたとえインスタントとはいえとても美味しいですね。
存分に景色を堪能して元来た道を引き返しました。 高谷池ヒュッテのテント場を覗きに行ってヒュッテ前を通ったら本日空きありの札がかかっていました。 あらら泊まれるならここに泊まって明日妙高山に登れば楽だったのにと思いましたが既に宿の予約をしてしまっていますので残念ですが山を降りるしかありません。 地糖の脇で紅葉した木々に囲まれるようなテントサイトはこれまた雰囲気満点の場所でした。 既にかなりのテントが設営されておりました。
さて、ここからは元来た道を引き返します。 膝に不安を抱えている私としては登りよりも下りの方が大変です。ストックは1本持って来たのですが、もう1本かりて下ってみる事にしました。 これがことの他調子がよく、膝が治るまではサポーターにダブルストックで山に行こうと決めました。 だいぶ時間が遅くなってしまい、駐車場に戻ったら夕方17時近く、車に荷物を積み込んで今日の宿に向かいます。 明日の出発も早いし夕食も豪勢にしていたら宴会になってしまいそうだったので素泊まり(4200円)で予約をしました。 宿に着いて食事が出来る場所を聞きましたが、お金を使う事も無いので一軒だけあったコンビニでつまみと夕食を買って来て、風呂に入り酒を呑んで夕食を食べて昨日からろくに寝ていないので早々と20時就寝。 続きは妙高山をご覧下さい。
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