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山域・山名 | 北アルプス 唐松岳 (2,696m) |
日 時 | 2011年8月12日〜13日 |
天 候 | 晴れ |
行 程 | 八方第三駐車場(6:45) - ゴンドラ乗場(7:06) - リフト(7:40) - 八方山荘(7:55) - 八方池(9:10) - 唐松山荘 テント泊(12:05) |
前回の白馬岳に続いて今回は唐松岳から五龍岳に登ろうと2週間ぶりに再び白馬にやって来ました。
八方第3駐車場に着いたのは日付が変わった午前1時過ぎ。駐車場には結構車がありました。 明日はロープウェイの運行時間が7時からなので普段よりも多めに仮眠を取る事が出来そうです。 家から冷やして持参した缶ビールを飲んで素早く仮眠を取りました。
午前5時30分に起きて朝食を済ませ、支度をして八方尾根ゴンドラ「アダム」に向かいます。 八方第3駐車場からだと10分もかからない距離ですが、早朝から重たいザックを担いで坂道を歩くととても疲れてこれでは先が思いやられる感じです。
ゴンドラ乗り場は既に行列が出来ていました。ゴンドラに乗ってリフトを乗り継いでこのまま山頂まで連れて行ってくれたらいいなと足下に咲く花々を眺めながら足をぶらぶらさせながらリフトに揺られてあっと言う間に八方池山荘まで登って来ました。 山頂付近に若干の雲はあるものの鹿島槍ヶ岳と白馬三山が目の前にど〜んと見えています。
八方池山荘でトイレを済ませて重たいザックを背負って歩き始めます。 登山道脇に咲く花を見ながらゆっくりと歩いて行くとトイレがあります。このトイレを過ぎてしばらく進めば八方池に到着です。
ここまでは観光で登って来る方も多く皆さん池の畔で休憩をしていました。到着した時には丁度不帰嶮と白馬鑓ヶ岳がはっきりと見えていて池に映り込む光景を見る事が出来ました。
ここから上は登山者の領域ですので歩いて行く人の数もぐっと減って来ます。高度が上がるに従って不帰嶮の迫力が増して来ました。
八方池山荘からずっと見えていた不帰嶮と一旦分かれて雪渓が広がる場所で休憩を取り、一旦木々の中の登山道を登って行きます。 大きな木が無くなって森林限界を越え登山道を廻り込むと唐松岳頂上山荘が突然現れました。
唐松岳に登るのは2回目ですが前回来た時は台風が接近していて天候も不安定で展望もあまりなく日帰りしてしまったのでこんなルートだったのか全く覚えがありません。
今日は天気も良く山荘前からは五龍岳も劔岳もよく見えています。 早速テント場の受付をしました。1人500円+トイレ使用料200円を支払いました。トイレは24時間山荘内のものを使用して下さいとの事です。山荘もトイレもとても綺麗です。
肝心のテント場はと言うとこれが山荘から近い場所は既に空きが無く、かなり下った場所ですが五龍岳と劔岳を見渡せる場所にテントを設営しました。
谷底から絶えず吹き上げる風がよても強くてテントの設営に苦労しました。 テントを張って一安心、早速唐松岳山頂に向かいました。風が強く白馬岳は山頂が雲の中。劔岳も先ほどまではっきりと見えていましたが、こちらも雲が湧きだしてしまい隠れてしまいました。 五龍岳は相変わらず雄大な姿を見せてくれています。
写真を撮って山荘まで戻って先ずは生ビールで登頂を祝います。 山荘でトイレを済ませてテント場に戻ってしばらくうつらうつら昼寝をして夕食の準備に取り掛かりました。
風があって肌寒く外でのんびりと言う訳にはいかないのでテントの中に入ったままバーナーだけ外に出して五龍岳や劔岳を眺めながらフランスパンを焼いて生ハムとクリームチーズを食べながら赤ワインを飲みました。う〜んなんて贅沢な時間なんでしょうか。夕食を終えて暫くするとテントを揺らす強い風は止みましたが、あっと言う間にガスが湧いて辺りは真っ白になってしまいました。
夕暮れも近づきそろそろトイレに行って来ようとテントを出て山荘に向かいます。テントから山荘まで登り返すこと約5分、やれやれトイレも容易ではありません。
トイレを済ませて外に出るとガスはすっかり晴れて夕暮れの五龍岳、劔岳、不帰嶮が夕焼けとともにとても綺麗に見えていました。 今日は月が満月に近く星の撮影には向かない条件だったので、月が山を照らすまでのほんの僅かな時間でしたがテントに戻って三脚を立てて暫く写真撮影に精を出します。 五龍岳に月光が射して写真撮影も終了です。
おとなしくシュラフに潜って21時前就寝。夜中に寒くて何度か目が覚めます。長袖の上にフリースを着ていましたがその上にヤッケを着込んで頭からすっぽりとシュラフをかぶって背中を丸めて朝を待ちます。 2日目 五龍岳につづく・・・・
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